82: 名無しさん@架空です 2014/06/21(土) 20:52:58.30 ID:m7N+zb0P0
⇒ゴールラッシュが続くW杯ブラジル大会、その要因は?(Yahoo!AFP)
【AFP=時事】近年のサッカーW杯では、1試合当たりのゴール数が減る傾向にあったが、今回のブラジル大会(2014 World Cup)はこの流れに著しく逆らっている。
大会開幕から1週間が経過した19日時点で、1試合当たりの平均ゴール数は2.9を記録しており、1958年スウェーデン大会(1試合平均3.6)以来のハイスコア大会となりつつある。
ここでは、この意外なゴールラッシュの背後にある要因を考えた。
「ティキ・タカ」の遺産
前回王者スペインは、18日のチリ戦で大会敗退が決まったが、傑出した国際舞台での覇権は欧州選手権(UEFA Euro)とW杯を合わせると6年にわたり、各国代表チームのプレースタイルに大きな影響を与えた。
スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)とスペイン代表によって開拓されたパスをつなぐスタイル「ティキ・タカ(Tiki Taka)」は、世界中で模倣され、現在では積極的に仕掛ける攻撃的サッカーとアグレッシブなハイプレスが広まっている。
スペイン代表のシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)とアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)に代表されるこのスタイルで、選手たちはリスクを取ってポゼッションすることに慣れているが、これが逆にカウンターを生みやすくしており、多くのゴールにつながっている。
■温暖な気候
2010年にW杯が開催された南アフリカの涼しい気候に対し、国土が熱帯と亜熱帯に属するブラジルでの試合は、ほとんど温暖な気候の下で行われている。
高温多湿のなかでは選手たちの消耗は早く、消耗した時にミスが増える。
オーストラリア代表のアンジェ・ポステコグルー(Ange Postecoglou)監督は、豪紙デイリー・テレグラフ(Daily Telegraph)に対し、「(気候条件は)実際のところ関係している。今大会、オープンな試合が多いのは、暑さでオープンな展開になりやすいからだ」と語っている。
■早い時間帯での得点
今大会の開幕戦で、ブラジルのマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)が自陣のゴールにボールを押し込んでしまったのは、開始からわずか11分後だった。
ブラジルが3-1でクロアチアに勝利して以降、早い時間帯での得点は今大会の特徴となっている。
開幕から20試合終了時点で、前半に入った得点数は合計25得点だった。序盤で得点すれば試合はオープンな展開となり、W杯南アフリカ大会で逆転勝ちの試合はわずか4試合だったが、今大会では19日終了時点で7チームが経験していた。
■革新的な戦術
前回大会でのフォーメーションは4-2-3-1が主流だったが、今大会の出場チームはもっと独特な戦術と布陣で勝利を収めている。
スペインを5-1で粉砕したルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督の率いるオランダは5-3-2システムを採用し、中盤で「数的同数」を作る一方で、アリエル・ロッベン(Arjen Robben)とロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)の2トップを高い位置に残した。
ロッベンは、「僕らの守備陣がかなり深い位置でプレーすることで、ロビンと僕の使えるスペースが広くなった。ピッチ全体を使ってカウンターを仕掛けられる」と説明している。
また近年、必然のようにみえた1トップシステムの潮流から変化し、センターフォワードを2人置くチームが増え、フォワードが多い分、ゴールが増える結果が生じやすくなった。
■低下したGKの水準
ブラジル大会ではすでに素晴らしいゴールを目撃している。
ファン・ペルシーがスペイン戦で決めたヘディングによるループシュートや、オーストラリアのティム・ケーヒル(Tim Cahill)がオランダ戦で決めた鮮やかなボレー、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦でアルゼンチン代表リオネル・メッシ(Lionel Messi)が1人でゴール前に持ち込んで決めたシュートなどだ。
これに比べ、今大会のゴールキーパーの水準は決して良いとはいえない。スペインのGKイケル・カシージャス(Iker Casillas)は、オランダ戦で2度の痛いミスを犯し、ロシアのイゴール・アキンフェエフ(Igor Akinfeev)、オーストラリアのマシュー・ライアン(Mathew Ryan)も大失態を演じた。
優勝候補のいくつかはGKに問題を抱えている。
ブラジルのジュリオ・セザール(Julio Cesar)、アルゼンチンのセルヒオ・ロメロ(Sergio Romero)はともに試合勘が不足しており、イタリアのジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)は負傷のため開幕戦を欠場していた。
こうした事情もあり、今大会はGKにとって忘れたくなる展開が増えている。
■雪だるま効果
大会序盤のゴールラッシュは、各国代表チームに慎重さを捨てさせている。
リスクを冒すことが称賛され、守備的なプレーをあざける風潮が生じているからだ。
イングランド代表ストライカーのダニエル・スターリッジ(Daniel Sturridge)は、「ここまですごくオープンな大会なので驚いている。たくさんのゴールとチャンスが生まれ、中立的な立場だったら、見ていて素晴らしいW杯だ」と語った。
「この機会を楽しんでいるよ。プレーするのもそうだけど、試合を見るのもね」
大会開幕から1週間が経過した19日時点で、1試合当たりの平均ゴール数は2.9を記録しており、1958年スウェーデン大会(1試合平均3.6)以来のハイスコア大会となりつつある。
ここでは、この意外なゴールラッシュの背後にある要因を考えた。
「ティキ・タカ」の遺産
前回王者スペインは、18日のチリ戦で大会敗退が決まったが、傑出した国際舞台での覇権は欧州選手権(UEFA Euro)とW杯を合わせると6年にわたり、各国代表チームのプレースタイルに大きな影響を与えた。
スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)とスペイン代表によって開拓されたパスをつなぐスタイル「ティキ・タカ(Tiki Taka)」は、世界中で模倣され、現在では積極的に仕掛ける攻撃的サッカーとアグレッシブなハイプレスが広まっている。
スペイン代表のシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)とアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)に代表されるこのスタイルで、選手たちはリスクを取ってポゼッションすることに慣れているが、これが逆にカウンターを生みやすくしており、多くのゴールにつながっている。
■温暖な気候
2010年にW杯が開催された南アフリカの涼しい気候に対し、国土が熱帯と亜熱帯に属するブラジルでの試合は、ほとんど温暖な気候の下で行われている。
高温多湿のなかでは選手たちの消耗は早く、消耗した時にミスが増える。
オーストラリア代表のアンジェ・ポステコグルー(Ange Postecoglou)監督は、豪紙デイリー・テレグラフ(Daily Telegraph)に対し、「(気候条件は)実際のところ関係している。今大会、オープンな試合が多いのは、暑さでオープンな展開になりやすいからだ」と語っている。
■早い時間帯での得点
今大会の開幕戦で、ブラジルのマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)が自陣のゴールにボールを押し込んでしまったのは、開始からわずか11分後だった。
ブラジルが3-1でクロアチアに勝利して以降、早い時間帯での得点は今大会の特徴となっている。
開幕から20試合終了時点で、前半に入った得点数は合計25得点だった。序盤で得点すれば試合はオープンな展開となり、W杯南アフリカ大会で逆転勝ちの試合はわずか4試合だったが、今大会では19日終了時点で7チームが経験していた。
■革新的な戦術
前回大会でのフォーメーションは4-2-3-1が主流だったが、今大会の出場チームはもっと独特な戦術と布陣で勝利を収めている。
スペインを5-1で粉砕したルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督の率いるオランダは5-3-2システムを採用し、中盤で「数的同数」を作る一方で、アリエル・ロッベン(Arjen Robben)とロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)の2トップを高い位置に残した。
ロッベンは、「僕らの守備陣がかなり深い位置でプレーすることで、ロビンと僕の使えるスペースが広くなった。ピッチ全体を使ってカウンターを仕掛けられる」と説明している。
また近年、必然のようにみえた1トップシステムの潮流から変化し、センターフォワードを2人置くチームが増え、フォワードが多い分、ゴールが増える結果が生じやすくなった。
■低下したGKの水準
ブラジル大会ではすでに素晴らしいゴールを目撃している。
ファン・ペルシーがスペイン戦で決めたヘディングによるループシュートや、オーストラリアのティム・ケーヒル(Tim Cahill)がオランダ戦で決めた鮮やかなボレー、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦でアルゼンチン代表リオネル・メッシ(Lionel Messi)が1人でゴール前に持ち込んで決めたシュートなどだ。
これに比べ、今大会のゴールキーパーの水準は決して良いとはいえない。スペインのGKイケル・カシージャス(Iker Casillas)は、オランダ戦で2度の痛いミスを犯し、ロシアのイゴール・アキンフェエフ(Igor Akinfeev)、オーストラリアのマシュー・ライアン(Mathew Ryan)も大失態を演じた。
優勝候補のいくつかはGKに問題を抱えている。
ブラジルのジュリオ・セザール(Julio Cesar)、アルゼンチンのセルヒオ・ロメロ(Sergio Romero)はともに試合勘が不足しており、イタリアのジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)は負傷のため開幕戦を欠場していた。
こうした事情もあり、今大会はGKにとって忘れたくなる展開が増えている。
■雪だるま効果
大会序盤のゴールラッシュは、各国代表チームに慎重さを捨てさせている。
リスクを冒すことが称賛され、守備的なプレーをあざける風潮が生じているからだ。
イングランド代表ストライカーのダニエル・スターリッジ(Daniel Sturridge)は、「ここまですごくオープンな大会なので驚いている。たくさんのゴールとチャンスが生まれ、中立的な立場だったら、見ていて素晴らしいW杯だ」と語った。
「この機会を楽しんでいるよ。プレーするのもそうだけど、試合を見るのもね」
引用元: 管理人
[Sponsored Link] | [Sponsored Link] |
---|---|
152: 名無しさん@架空です 2014/06/21(土) 20:54:45.24 ID:Lm5yl7mD0
>>83
>革新的な戦術
例でオランダが出てるけど532は苦肉の策なんだけどな
ストロートマンが怪我で使えなくなったからしょうがなく引きこもり戦術にした。
ロッベンとかファン・ペルシとかああいうロングカウンター向きの
すごい選手がいないことには使っても効果ない
>革新的な戦術
例でオランダが出てるけど532は苦肉の策なんだけどな
ストロートマンが怪我で使えなくなったからしょうがなく引きこもり戦術にした。
ロッベンとかファン・ペルシとかああいうロングカウンター向きの
すごい選手がいないことには使っても効果ない
159: 名無しさん@架空です 2014/06/21(土) 20:54:48.85 ID:3PbLciyx0
>>152
でもツートップのチームが増えつつあるのは確か
前プレに積極的になってる分4231のトップ下の位置が前にせり出してる
だけという見方もあるみたいだけど結果的に位置取りがツートップになってることがおおいようにみえる。
でもツートップのチームが増えつつあるのは確か
前プレに積極的になってる分4231のトップ下の位置が前にせり出してる
だけという見方もあるみたいだけど結果的に位置取りがツートップになってることがおおいようにみえる。
248: 名無しさん@架空です 2014/06/21(土) 20:56:59.02 ID:rAQL+bSi0
>>83
なんとなくだが、レフェリングが厳しいのが影響してると思うんだが。
西村主審の判定が象徴的だけどGKの時にライン引いたり
レッドカードを躊躇なく出したり。球際でああいう判定の影響が出てるんじゃ
ギリギリのファールがしにくい感じがする。
あと実際にPKとるの躊躇しないレフェリーおおいし
なんとなくだが、レフェリングが厳しいのが影響してると思うんだが。
西村主審の判定が象徴的だけどGKの時にライン引いたり
レッドカードを躊躇なく出したり。球際でああいう判定の影響が出てるんじゃ
ギリギリのファールがしにくい感じがする。
あと実際にPKとるの躊躇しないレフェリーおおいし
321: 名無しさん@架空です 2014/06/21(土) 20:58:55.06 ID:Yo5QM4a20
>>83
西村効果は確かにあるかもね
その分エリア内でのボールもつがわのプレーに余裕が生まれてるかも知らん。
西村効果は確かにあるかもね
その分エリア内でのボールもつがわのプレーに余裕が生まれてるかも知らん。
419: 名無しさん@架空です 2014/06/21(土) 21:02:30.40 ID:6V43pcDS0
>>83
GKの水準は何人か酷いミスをしてるのは確かだけど
ボールの影響か南アでもあったし、逆にメキシコのオチョアとか
ホンジュラスやコスタリカのGKとか以前の中米にはいなかった
レベルのGKもいて平均的レベルは落ちてないような気もするんだが
GKの水準は何人か酷いミスをしてるのは確かだけど
ボールの影響か南アでもあったし、逆にメキシコのオチョアとか
ホンジュラスやコスタリカのGKとか以前の中米にはいなかった
レベルのGKもいて平均的レベルは落ちてないような気もするんだが
467: 名無しさん@架空です 2014/06/21(土) 21:03:52.78 ID:Yo5QM4a20
>>419
記事は結論付けてるんじゃなくて、考えられる要因を列挙してるだけだね
他に観客の雰囲気の影響もあるような気がするな。
良い攻撃が繰り出された時の観客席の反応がヨーロッパとは違う。
すっごい抽象的なことだけど
記事は結論付けてるんじゃなくて、考えられる要因を列挙してるだけだね
他に観客の雰囲気の影響もあるような気がするな。
良い攻撃が繰り出された時の観客席の反応がヨーロッパとは違う。
すっごい抽象的なことだけど
99: 名無しさん@架空です 2014/06/21(土) 20:53:24.87 ID:e3x3RjGO0
ゲーゲンプレスの派生系の産物とポゼッションの名残りの効果じゃないの?
ゲーゲンプレスはボール持ってない側が奪ってすぐにチャンスができる
効果的に高確率のチャンスを生み出す守備戦術だから得点機が増える
前線からのプレスを取り入れるチームが多いのは見ててわかるし
ゲーゲンプレスはボール持ってない側が奪ってすぐにチャンスができる
効果的に高確率のチャンスを生み出す守備戦術だから得点機が増える
前線からのプレスを取り入れるチームが多いのは見ててわかるし
208: 名無しさん@架空です 2014/06/21(土) 20:55:50.69 ID:bqyx+2820
>>130
中盤でのボールを巡る攻防が激しくなったのは感じる
選手の技術が飛躍的に向上しなくてもチャンスを多く生み出せるのが
ゲーゲンプレスの特徴でもあるな。超一流じゃなくても
超一流に対向するための戦術っぽくもある。
コスタリカとかの躍進と関係してるかもね。
中盤でのボールを巡る攻防が激しくなったのは感じる
選手の技術が飛躍的に向上しなくてもチャンスを多く生み出せるのが
ゲーゲンプレスの特徴でもあるな。超一流じゃなくても
超一流に対向するための戦術っぽくもある。
コスタリカとかの躍進と関係してるかもね。
106: 名無しさん@架空です 2014/06/21(土) 20:53:43.02 ID:XftOHIGt0